UZ-42

(電力増幅用 傍熱形5極管)    eH:6.3V  iH:0.7A


A1(S)動作例

EP:250V  IP:34mA  EG1:-16.5V  EG2:250V

IG2:6.5mA  rP:100KΩ  RL:7KΩ  μ:220  gm:2200  PO:3W


    

UZ-42/6F6-GT


 UZ-42  


 UZ-42は6Z-P1より一回り規格の大きい5極出力管で、日本では6Z-P1と平行して昭和30年代前半まで主に5球スーパーラジオの出力管に使用されました。又、小出力拡声用アンプ(10W以下)にプッシュプルで使用されることも多々ありました。 私見ですが、多数の5極出力管のなかでは適切に設計されたHiFiアンプ(表現が古いネ)の場合、その素直な音質が素敵です。

UZ-42の前身は、1932年開発の米国RCA社の2A5です。その2A5をマツダ(現 東芝)が1934年に国産化してUZ-2A5とし(ヒーター2.5V)それを6.3V化したのがUZ-42・・というわけです。 (写真はNEC 新日本電気製)


下は 左-ナショナル(松下電器) 右-NEC UZ-42

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