UY-76

(検波増幅用 傍熱形三極管)  ヒーター電圧:6.3V 電流:0.3A


規格

EP:250V  IP:5mA  EG:-13.5V  μ:13.8  rp:9.5kΩ  gm:1.45mモー

UY-76は・・UY-56(ヒーター 2.5V)を 6.3V化した球で、特性は同一です。


 UY-76


UY-76は、米国の 76 を、東京電気(マツダ・・現 東芝)が1935年〜6年頃にUY-76として製造開始した球です。

普通のCR結合増幅回路からラジオ検波管、及び、アンプ出力管のドライバー管として、又、高周波発振管や小出力ラジオの出力管として、及び、スーパーラジオの局部発振管など、出番はそう多くはありませんでしたが幅広く使用された真空管です。 私が昭和37年頃にトリオ(?)の並四コイルを買ったとき、付属として添付されていた回路図にはUY-76が出力管になっていたことを覚えています。昭和50年代にも秋葉原には新品が沢山売られておりました。 写真はPRCマークの付いたメーカー不明?品。


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