12BY7A

(映像増幅用五極管)   ヒーター電圧:6.3V/12.6V 電流:0.6A/0.3A


A1級動作例

EP:250V G3電圧:ソケットでカソードに接続 EG2:180V IP:26mA IG2:5.75mA カソード抵抗:100Ω rp:93KΩ Gm:11mモー


   12BY7A


 12BY7A は、米国生まれ(1952〜3年頃、CBSにて?)で、始めは12BY7 といい、その後ヒーターを、0.3A/0.6Aシリーズのトランスレス用に変更した A が開発されました。 日本での製造は1956年頃に東芝、松下が最初で、モノクロTVの普及に伴い日本各社で生産された代表的なテレビの映像増幅管です。

テレビの映像帯域である4MHZの広帯域を確保し、なを且つCRT(ブラウン管)の必要入力電圧まで増幅する必要から低負荷抵抗の大電流動作が一般的である映像増幅(出力)管は12BY7Aに限らずタフな球が多い。12BY7Aは後のカラーテレビにも真空管時代の終わりまで(1973年頃まで)使われました。 又、ハム用SSB送信機のファイナル管のドライバーとしても使用されたことはベテラン・アマ無線家は御存知のとおりです。


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