6D-HH13

VHFカスコード増幅用双三極管  ヒーター電圧:6.3V 電流:0.3A


A1級増幅最大定格(格ユニットごと)

EP:100V(カットオフの時 300V)  P損失(片ユニット):1.7W  H-K間電圧:(ヒーター正 100V)(負 200V)  グリッド回路抵抗:0.5MΩ  バルブ温度:200℃


カスコード(縦続)接続増幅用動作例

EP:165V  EG:-0.5V  Gm:13mモー  IP:16.5mA  (注意:カスコード使用時はユニット2を入力側、1を出力側にすること)


   6DHH13/3DHH13


 1950年代の終わりごろRCAから発売された超小型受信管ニュービスタ・・に対抗して(?)、サブミニチュア管の高信頼管を利用した6D-HH11を東芝が製造し、それに放熱と取り扱いを考慮させアルミのカバーを付けて1960年にミクロビスタの商品名で6D-HH13 (3D-HH13)が誕生し、 テレビチューナーのカスコードRF増幅管として使われていった。(なを、6D-HH13はシャープカットオフ管です)

東芝は同時に6D-HH12(3D-HH12)も製造市販したが、こちらはテレビチューナーの混合、発振管です。(真空管自体は同じであるが内部シールドが異なる) 

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