6EW6

(高周波増幅用 シャープカットオフ 5極管)    eH:6.3V  iH:0.4A


最大定格

EP:330V  EG2(SG)供給電圧:330V  EG1:0V  P損失:3.1W  G2損失:0.65W  H-K間耐圧:正 100V 負 200V


A1級増幅用動作例(特性)

EP:125V  EG2:125V  G3:ソケットにてカソードに結ぶ  カソード抵抗:56Ω  IP:11mA  IG2:3.2mA  gm:14mモー  rp:≒0.2MΩ


      6EW6


 6EW6 は、およそ1975年(S・50年)前までの中期カラーテレビの映像IF(中間周波)増幅用として開発された恐ろしいほどのHi-gm管です。(写真は東芝 製)

御存知のように当時のテレビIF-Ampは必要な映像帯域確保に、3段増幅のスタガ方式が用いられていて、AGCを掛けない3段目にシャープカットオフの 6EW6 が使われておりました。 他に、クロマ信号(カラー信号)増幅や、バースト信号抜き出しにも使用されました。

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