6CB6

(高周波増幅用 シャープカットオフ 5極管)    eH:6.3V  iH:0.3A


最大定格

EP:300V  EG2:≒160V  EG1:0V  P損失:2.3W  G2損失:0.55W  H-K間耐電圧:ヒーター正負 共100V


A1級動作例と特性

EP:125V  EG2:125V  G3:ソケットにてカソードに結ぶ  カソード抵抗:56Ω  rp:0.28MΩ  gm:8mモー  IP:13mA  IG2:3.7mA


      6CB6



 6CB6は、高周波増幅用として1950年頃RCAで開発されたHi-gmシャープカットオフ管です。日本ではマツダ(東芝)が1951~2年頃いち早く国産化し、最初期の東芝製モノクロテレビ(S・28年/1953年)に、チューナー部の高周波増幅 及び 映像中間周波増幅に使用されておりました。 その後 3CB6(T・レス用)も造られ、初期~中期の国内各社(松下電器を除く)生産テレビに、スタガ式映像中間周波増幅管として使われ続け、テレビ用途と云われる真空管では最も早い球の一つではないでしょうか(?)・・。 (写真は東芝製)

テレビ以外での使用例は1955年以降は多く、国内 外とも無線受信機のコンバーター管に、又 RF-Amp 及び AM & SSB 送信機に、それからオーディオ・パワーアンプの初段・・等に昭和40年/1965年代後半まで使われました。

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