下図は低音と高音VRが共に下降時を示したものです。低音下降は、低域に向かうに従って C のリアクタンスは増加し、入力抵抗(R1+VR)が増大する結果、低音が低下する(C・Rによる減衰)。 高音下降は、RNFに C が並列に入り、高域に向かうに従って C のリアクタンスが減少する結果 RNF が減少し、NFBが増大して高音が低下する。
上の、低音下降図において、低音用VRの値を変えればTL(fL)が変化する事を示し、最下降点(最上昇点)の周波数を決めることができる(下降率が変えられ、下降しっぱなし・・にならないように)
同様に、高音下降図において、R を挿入してTH(fH)を決め、下降(又は上昇)しっぱなし・・ならないようにすることが出来る。
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