ボクの好きな カメラ)・・レンジ・ファインダーカメラ

 オーディオ装置は音楽を聴く道具、無線機は送受信する道具、そうしてカメラは写真を撮るための道具・・当たり前です。 これらは仕事的に(プロ用途)用いるならば・・性能、使い良さ、トラブルの無さ・・等が優先され選ばれる事でしょう。 しかし、ここに個人的な興味や趣味が介在した場合はどうでしょうか?!”。


 2005年の現在、一眼レフデジカメも従来の高級一眼レフ・フィルムカメラと肩を並べるほどに高性能、多機能・・になってまいりました。 このような時勢にあって、尚 魅力を失わない物に、35ミリフィルム使用の、レンズ交換式距離計連動(レンジファインダー)カメラ・・が有ります。 今日、一般的に使用されている35ミリ幅フィルム使用カメラの原点は、1925年頃のバルナック型ライカですが、実用的で完全なレンズ交換式レンジファインダー型は、1954年発表の・・ライカM3型が最初であろうかと思います。

以後、日本では1957年に初めて完全な正像をファインダーで見られるプリズム搭載クイックリターン機構を持つ・・アサヒペンタックスAP型一眼レフ・・が世に出て以来、各社の一眼レフが後に続き、その性能が向上する1960年代中頃までの間、レンジファインダー式は、一般使用に、又、一部の機種は報道写真用カメラとして、擦り切れるまでに大活躍した。

このように言うと、レンジファインダーカメラは・・過去の遺物・・と思うかもしれない・・が、どっこい今も生きている・・・。

デジカメおおいに結構、フィルム一眼レフこれまた結構。しかし私は何故か、その開発過程やメカニズム、デザインも含めて、オール金属製マニュアル・レンジファインダー式カメラに限りない魅力を感じるのです。


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