9R-4J ・・(中波〜短波受信機)

 昭和30年 春日無線製造の 9R-4J は、高一中二シングルスーパーで、当時の、日本の一般向けSWL及びアマチュア無線用受信機としては標準的な構成です。 昭和40年ぐらいまでのAM時代に使われました。 デザインは・・一目で短波受信機と解る秀逸で魅力的(?)です。 米国ハリクラフターズ社の S-38〜38C型がモデルだと言われていますが、本当にソックリで、現在であれば意匠登録で文句がくるでしょうネ。

シリーズで 6R-4(RFアンプ無し) 9R-4(9R・・原型) 9R-4J(9R-4の省エネ版) 9R-42J(ダイヤル表示がハムバンド重視)・・が有りましたが、構成は同一です。 受信範囲は 550KHZ〜30MHZ で、4バンドのコイルパックを切り替えます。


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パネル  --------- --------
シャーシー裏 コイルパック --------

ブロック図


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