FR-DX400・・(コリンズ・タイプ短波受信機)

 受信機の必須三要素(3・S)を、より向上させるため、第一中間周波数を少量可変、第一局発をXtal固定発振、第二中間周波数を固定、第二局発を第一中間周波数可変分だけ可変させて受信する構成のダブルコンバージョン(に限らないが)受信機を、発案社(商品として開発)の社名から コリンズ・タイプ・・と呼んでいます。

米国コリンズ社の一連の通信機器の素晴らしさは、おそらく何方も認めることでしょう。特に軍用製品からアマチュア無線用に転じて製造市販された 75A-3 75A-4(受信機) KWS-1(送信機) KWM-2A(トランシーバー) などは、真空管時代 憧れの機器でありました。

FR-DX400は 1967年(S・42年)に、八重洲無線がFR-100Bの次に発売したコリンズタイプの受信機で、当時の国産業務用コリンズタイプ・・などから見ればオモチャのようなものなのですが(ごめんネ)アマチュア無線用という限られた予算の購買者向け(私のような)としては、良く出来ている・・のではないでしょうか。


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FR-DX400 八重洲無線 ケース上蓋が はずせる シャーシー上
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-------- シャーシー裏

ブロック図


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