TS-950SDX

TS-950SDX (HF トランシーバー) 1992年(H・4年) KENWOOD

 TS-950SDXは、ケンウッドが 950SD の後継機種として 1992年に発売したHF帯ハム用トランシーバーで、受信機ではありませんが、その受信部及び送信部の一部に DSP (Digital Signal Processor・・A→D変換したデジタル信号の処理) を使用した現代の送受信機としてページに乗せました。 (受信範囲は100KHZ〜30MHZです)

DSP動作をさせている主な部分は、受信部の検波回路と検波後のAF部オーディオフィルター 及び 送信部は、AM変調及びSSB発生部とCW波形発生で、前機種のSDと比べてSDXは、使用実感として操作性や送受信性能が、共に別機種と思うくらいに向上した・・と思う。

デザインは、この手のトランシーバーとしてはオーソドックスで好感。 ゴチャゴチャしたツマミやボタン等の配置は良く検討してあり、なれれば使用感は良好。 それにしても、同一バンドでニ波同時受信機能は、どれだけの人が必要としているか疑問。 もう一つ、修理やメンテナンスの困難さは 全くもって論外でシロートの手におえない・・・・。


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