吸音材の量を調整する

目標の音質に、できるだけ近づくように裏蓋の吸音材の量を調整します

次に、もし低周波発振器(周波数連続可変の)と、小出力アンプ(1W以下が理想)をお持ちであれば、裏ブタを閉じてアンプに繋ぎSPが破壊されない位の極々小出力で周波数をスイープし、100HZ〜4KHZ間位で共振音やビビリ音が生じないかを確認できれば理想です。(お持ちでなければ やらなくて結構です)

(1)・・裏ブタを閉じます

(2)・・NRD-515(受信機)に繋ぎ、広帯域(6KHZ)にしてラジオNHK第一放送(必ず)にセットして通常の音量で音を出してみます。

(たぶん良くも悪くも、だいぶ音質が、明快で明るく闊達でスッキリ・・とした感じに変ったと思いますが、ここから微妙な吸音材の量の調整に行きます)

(3)・・時間をかけて、イロイロなジャンルの放送(ニュース 音楽 等)を聴き、これで良い・・と思ったら終了です(この、これで良い・・という目標の 普通の音がどういうものかが判断出来なければ SPシステムの調整など出来るはずもない・・訳です)

(4)・・裏ブタの吸音材を増やせば、音は(特に低域は)しまってきます。 減らせば ゆるみます。(増減量は2cm×2cm刻みで調節します・・最適と思われる量を決定するのに一日かかることもあります・・が、オーディオ用スピーカーでは、一ヶ月以上かかることもまれではありませんから、タヤスイものです)・・・・以上。


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